筋トレのダイエットは？
ダイエットいえば運動、その運動といえば、ジョギングや水泳、ウォーキングなど、いわゆる有酸素運動でのダイエットが常識だと思われていた時代がありました。しかし、現在では筋トレでのダイエットもかなり認知されてきました。そして、ジョギングなどの有酸素運動より筋トレでのダイエットの方が、実質的なダイエット効果を含めメリットが大きいという点からも、近年では女性も筋トレでダイエットすることが一般的になりつつあります。しかし、筋トレをしているのにダイエットできなかったりボディメイクできないでいたりする女性も非常に増えています。それには、ちゃんと理由があるのです。
筋トレとダイエット
効率よくダイエットで痩せるには、下記の図通り、ダイエットの基本原理である体内の７０パーセントを占める基礎代謝を上げることを最優先させるのが鉄則です。
そして、基礎代謝を上げるには筋肉量を増やすしかありません。身体で脂肪を燃やしてくれる組織は筋肉だからです。
つまり、効率良く痩せるダイエットには、筋肉量を増やすことです。
「ダイエット＝筋肉増やす」ことですから、つまり、「ダイエット＝筋トレ」に達するのは当然の帰結と言えます。
しかし、
筋トレしているが全く痩せない・・・
筋トレを頑張っているがダイエットできない・・・
筋トレしているが脂肪が減らない・・
という、筋トレしていても痩せない女性も多くいるのも事実です。
それには様々な理由が考えられますが、まずは、筋トレにも色々種類があり、それを一般人はもとより、専門家と言われるトレーナーやパーソナルトレーナーでさえ、誤解している点です。
筋トレにも種類がある
筋トレでやせないのはなぜでしょう？代表的な痩せないケースは、「スポーツ・運動機能向上目的の筋トレ」と「ダイエット・ボディメイク目的の筋トレ」の種類を混同しているときです。一般的に、スポーツや運動機能向上での「筋力増強」「筋力アップ」は、「筋の肥大や体重増加を伴わず筋力を増すこと」を目的とします。ダイエット・ボディメイクのための筋肉トレーニング（筋トレ）の目的は、筋肥大です。筋が肥大すれば、筋断面積の増大に比例して筋力も増加しますが、ダイエット視点で考える場合、「筋力」と「筋肉量」、まずはこの両者の性質の違いが、明確に認識されていなかったり、認識はあっても、それを完全に区別して実際のトレーニングに落とし込めていなかったりします。
ダイエット・ボディメイク目的の筋トレ？
ダイエット・ボディメイク目的の筋トレなら何でもよいのでしょうか？そんな簡単なものではありません。ボディメイクタイプの筋トレしているのにダイエットできない女性がたくさんいます。「ダイエット・ボディメイク目的の筋トレ」といえども、最低限下記にも注意が必要なのです。下記を必ず確認しましょう。
フリーウェイトトレーニング・ビッグ３ Big3で痩せないダイエットの理由
つまり、筋生理学的に、筋肉さえ動かしていれば良いというものではなく、ダイエットに適したタイプのダイエット向けの筋トレである必要があるのです。傍から見れば、筋肉さえ使っていれば、それは筋トレに見えてしまい、筋トレはどれも同じようにみえてしまうから厄介なのです。
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