通い放題のパーソナルジムを利用しても痩せられない理由
通い放題のパーソナルジムを利用しても痩せられない理由について、Shapes有資格パーソナルトレーナーYuiが、ダイエット&ボディメイクの専門家目線で解説します。
パーソナルジムの「通い放題プラン」は、一見すると非常に魅力的に映ります。定額で何回でも通えるという自由度の高さは、短期間で効率よく痩せたい、筋力をつけたいという人にとって理想的に思えるでしょう。しかし、実際にはこの「自由さ」こそが、通う頻度を下げてしまう心理的なトリガーとなり、結局、ダイエットできないとなるケースが少なくありません。
以下に、まずは、その原因の10項目を挙げていきます。
- 1. 「いつでも行ける」安心感からの先延ばし
- 2. 料金が定額のため「1回あたりのパーソナルトレーニングの価値」が薄れる
- 3. 金額の大きさが“努力の代替”になってしまう
- 4. 「通っていること自体」で満足してしまう
- 5. 心理的な“使わなきゃ損”が過剰な通い方に変化
- 6. 成果が見えづらいと“自己効力感”が下がる
- 7. パーソナルトレーナー任せで“自律的行動”が育たない
- 8. 予約や混雑のストレスで習慣化しづらい
- 9. パーソナルジムに通っていることが“免罪符”になる
- 10. 「通えば痩せる」という誤った期待
1. 「いつでも行ける」安心感からの先延ばし
パーソナルジム通い放題=無制限に使えると思うと、「今日は行かなくてもまた明日行けばいい」と考え、結果的に通う頻度が減ってしまいます。
「いつでも行ける」は「今は行かなくていい」に変わる
「いつでも行ける」は「今は行かなくていい」に変わることがあります。心理学では、自由度が高まると選択の難易度が上がり、かえって行動が遅れる現象が知られています。これを「決定麻痺(decision paralysis)」と呼びます。通い放題のパーソナルジムは、自分の好きな時間に、好きな頻度で通えるため、理論的には最大限に活用できるはずです。しかし、その「自由さ」が逆に「今日じゃなくてもいい」という選択肢を生んでしまい、目の前の行動を後回しにする要因となります。 たとえば、週2回コースなど明確な上限がある場合、「この枠を無駄にしてはいけない」「予定通り行かないと損だ」といった意識が働きやすく、行動の優先度が上がります。ところが通い放題の場合は「今日行かなくても明日がある」「週末にまとめて通えばいい」と考えがちで、目先の誘惑や予定に流されてしまうことが多くなります。このように、通い放題という仕組みは、「いま行く理由」を希薄にし、意志の力に頼る場面を増やしてしまうのです。
意志の力には限界がある
人の意志の力には限界があります。行動経済学では、人は意志の力(ウィルパワー)を消耗品のように使っているとされています。日々の仕事や家事、対人関係でエネルギーを使い切っていると、「今日は疲れたからジムは明日にしよう」という判断をしやすくなります。本来であれば、健康や体型維持といった長期的目標のために行動すべきタイミングであっても、目先の快楽(休息、娯楽、飲食など)に引っ張られてしまうのです。 パーソナルトレーニング通い放題プランは、この「今日行かなくても大丈夫」という選択肢を常に残しているため、自分にとっての“逃げ道”ができてしまいます。実際には明日も忙しかったり、気分が乗らなかったりして、結局1週間以上空いてしまうことも珍しくありません。「いつでも行ける」と思っていたはずが、「気づけば今月3回しか行っていなかった」という事態にもなりかねません。
損失回避ではなく「損の実感」が薄れる構造
人は「損失を避けたい」という心理(損失回避バイアス)に強く影響されます。たとえば、都度払いのパーソナルジムでは、1回ごとに費用が発生するため「せっかくお金を払ったのだから、しっかりやろう」という意識が働きやすく、参加自体にも慎重さと緊張感が生まれます。しかし、定額制の通い放題プランは、すでに支払いを済ませているため、1回サボったとしても「金銭的な損失」を感じにくくなります。これが“金銭感覚の麻痺”につながり、通わなくても罪悪感が薄れ、行動がさらに鈍化するのです。
「自分との約束」が弱くなる
多くの人がパーソナルトレーニングをする時間の取り決めのあるパーソナルジムに通う理由の一つは、「自分を律するため」「理想の身体になるため」という自己成長の意図です。しかし、通い放題のパーソナルジムでは“強制力”が弱いため、自己管理が重要になります。逆に言えば、明確なスケジュールや制限がないぶん、「今日はいいや」「今週は休もう」といった誘惑に流されやすく、結果的に“自分との約束”を守れなくなっていきます。そしてその失敗体験が自己効力感を下げ、トレーニング時間が物理的にも不足し、ダイエットすること自体の行動停止につながる悪循環を生むこともあります。
習慣形成には「制限」や「締め切り」が必要
脳科学的にも、習慣は「行動の反復」と「時間の固定化」によって定着しやすいとされています。たとえば、「毎週火木の19時にジムに行く」といった固定スケジュールを立てることで、脳はそれを“ルーチン”として処理しやすくなります。しかし、通い放題で時間も回数も自由となると、固定した習慣として組み込むのが難しくなります。その結果、ダイエット失敗すると言う流れになります。人は選択の自由が大きすぎると、行動の優先順位を下げる傾向があるため、ある程度の「枠」や「制限」を設けた方が、結果的に継続しやすくなるのです。
2. 料金が定額のため「1回あたりのパーソナルトレーニングの価値」が薄れる
1回ごとのセッションが課金されるわけではないため、「1回休んでも損していない」という感覚が働き、モチベーションが下がると言う人もいます。 この視点からみていきましょう。
「1回あたりの価値」が感じられなくなる心理と行動
パーソナルジムの通い放題プランは、「好きなだけ通える」という自由度の高さと、「定額でお得に指導を受けられる」という経済的メリットを前面に打ち出しています。特に短期間でボディメイクを成功させたい人や、継続的なダイエットサポートを求める人にとっては、一見すると非常に魅力的な選択肢です。しかし、定額であるがゆえに「1回あたりの価値」が曖昧になり、結果としてパーソナルトレーニング自体の重要性が薄れてしまうという落とし穴があります。これは、「お金を払ったという実感」と「受け取った価値の実感」のズレが、利用者の心理に影響を与えるからです。
単価が見えない=「もったいなさ」を感じにくい
都度払い型のパーソナルジムでは、1回ごとの料金が明確に設定されており、例えば「1回10,000円」といった形で可視化されています。この明確な価格設定により、利用者は「せっかく高いお金を払って受けるのだから、集中して取り組もう」「成果を出さないと損だ」といった意識が働きやすくなります。
一方で、通い放題の場合、毎月一定の料金を支払えば何回でも利用できるため、「1回あたりいくらかかっているのか」という感覚が曖昧になります。最初のうちは「たくさん通って元を取ろう」と意気込む利用者も多いですが、数週間経つと、「1回くらい休んでも損ではない」「今日はちょっと流してもいいか」といった心理が生まれやすくなります。これは、1回のトレーニングに対する“緊張感”や“責任感”が低下してしまう結果です。
無意識の「消費感覚の麻痺」
定額制サービスには、サブスクリプション型ビジネス全体に共通する心理現象として「消費感覚の麻痺」があります。毎月一定額を自動的に支払っていると、その支出が日常に溶け込み、「使わなかった月」や「質の低い利用日」への反省が薄れます。パーソナルジムのパーソナルトレーニングも同様で、「今日はやる気が出ないから軽くやって終わりにしよう」「とりあえず行ったことに意味がある」といった考え方が習慣化しやすくなります。つまり、「通うこと」自体が目的になり、「成果を出すために通う」意識が薄れるという逆転が起こりやすくなるのです。
トレーニングの質が自ら低下する
価値が曖昧になることで、パーソナルトレーニング中の取り組み姿勢も変化します。1回のセッションに対して「この時間を最大限に活用しよう」という意識が低くなり、集中力が持たなかったり、フォームへの注意が散漫になったり、パーソナルトレーナーの指示を受け流すような態度になったりします。こうした行動は、パーソナルトレーナーにとってもやりづらさを感じさせ、結果として本来のパーソナルトレーニングの価値や効果が十分に発揮されないまま、回数ばかりが積み重なってしまいます。
加えて、頻度ばかりを重視することでオーバートレーニングのリスクが生じたり、回復期間を十分に取らずに「通うこと」を優先するようになる人も見られます。そもそも、運動頻度が過度に多すぎても脂肪が減らないのが人間の身体です。ダイエット目的から逸脱した「定額制の元を取るための行動」にすり替わってしまっていくことになり、ダイエット成果も出ず、ある時気がつくと、「自分は何をしているんだろう」と、ふと、ダイエット目的だった初心に戻ります。
「本当の価値」は数ではなく、1回の“質”で決まる
パーソナルトレーニングの最大の魅力は、「個人の目標に合わせて最適化された指導」を受けられる点です。1回のセッションにどれだけ集中できるか、どれだけ身体と向き合えるかが、ダイエット結果の差を生み出します。しかし、通い放題という“回数無制限”の安心感は、「どうせまた来るから」「このパーソナルトレーニングは真剣にやらなくてもいい」といった油断を生みやすく、結果的にその1回1回の価値を自ら下げてしまうのです。
これは利用者本人にとっては大きな損失です。時間を使い、パーソナルトレーナーと過ごしているにもかかわらず、本来得られるはずだった体型の変化が得られなくなってしまいます。
3. 金額の大きさが“努力の代替”になってしまう
パーソナルジムの通い放題プランに申し込むことで「お金を払った=もう痩せる準備はできた」と錯覚し、実際の行動や習慣改善に結びつかない可能性があります。
パーソナルジムを利用する多くの人が陥りやすい心理の一つに、「お金を払った=もう痩せる準備はできた」という錯覚があります。この錯覚は、行動経済学や心理学の分野で「認知的バイアス」の一種とされており、人は高額な支出をすることで、自分が何かを成し遂げたような満足感や達成感を抱きやすくなる傾向があります。
たとえば、通い放題のパーソナルジムに入会した時点で、「何回もパーソナルトレーニングができるから、これで私は変われる」と感じるのは自然なことです。しかし実際には、痩せるためには日々の食生活の見直しや、適切な運動の継続、睡眠やストレスの管理など、本人の地道な行動が必要不可欠です。パーソナルジムに入会すること自体は、あくまでスタートラインに立ったにすぎず、それだけでダイエット成果が保証されるわけではありません。
この錯覚の根本には、「お金を払うことで問題解決の責任を外部に委ねたい」という無意識の欲求があります。つまり、「通い放題のパーソナルジムに通っているから痩せるだろう」「パーソナルトレーナーのパーソナルトレーニングが何回でも受けれるから大丈夫」と、自分の主体的な努力よりも、環境やサービスに結果を依存してしまうのです。結果として、パーソナルトレーニングのない日には暴飲暴食をしてしまったり、食事指導を守れなかったりと、行動が伴わず、成果が出ないまま「通い放題のパーソナルジムに通っているのに痩せない」と不満を感じることにもつながります。
このような心理状態から脱するには、「お金を払ったこと」と「行動を変えること」を切り離して考える必要があります。通い放題のサービスを利用しているからこそ、それに見合うだけの主体的な取り組みが求められます。
4. 「通っていること自体」で満足してしまう
実際のパーソナルトレーニングの質や日常生活の改善よりも、「通い放題パーソナルジムに通っている自分」に満足し、肝心の食事管理や継続的運動が疎かになることもあります。
①行動の象徴化(シンボリック・アクション)
人は「変わろうとしている自分」を実感したいときに、実際の変化よりも“それらしい行動”で満足しやすい傾向があります。 ジムに通うという行動は、「私は健康に気をつかっている」「痩せるために努力している」という象徴的な行動として機能し、実際の運動強度や成果よりも、その“行っている感”によって自己満足感が得られてしまうのです。
②認知的不協和の解消
「痩せたいけど、食事制限はしたくない」「運動は面倒だが、自分を変えたい」といった矛盾した思考があるとき、人は無意識にその矛盾を埋める行動をとります。 ジムに通っているという事実をつくることで、「何もしていない自分」を否定し、心理的な不安や葛藤をやわらげているのです。これは、ジム通いが安心材料として機能している例です。
③自己アイデンティティの補強
「ジムに通っている私は意識が高い」「努力している自分でいたい」という自己イメージを保つために、ジム通いが手段となっていることもあります。 この場合、本来の目的(痩せる、健康になる)よりも、「通っている自分」に意味があるため、実際の成果が出ていなくても満足してしまいます。
④行動の外在化と責任の分散
「通っているのに痩せない=ジムの効果がない」と感じてしまう人は、責任の所在を自分ではなく外部に置いていることがあります。 このように、実際に生活習慣や努力の内容を見直さずに、「通っているだけで頑張っている」と思い込むことで、変化の責任をジムやトレーナーに預けてしまっているのです。
⑥ご褒美効果(ライセンス効果)
人は「良いことをした自分には、ちょっとしたご褒美があってもいい」と考える傾向があります。 ジムに行ったという行動そのものを“良いこと”と認識し、 「今日はジム行ったし、ちょっとくらい食べてもいいか」 「汗かいたから、ビール飲んでも大丈夫」 といった**自己免罪的な消費行動(ライセンス効果)**が生まれやすくなります。これもまた、「通っていること自体に満足」してしまう一因です。
5. 心理的な“使わなきゃ損”が過剰な通い方に変化
「たくさん行かなきゃ元が取れない」という思考が、無理なスケジュールにつながり、疲労より、ダイエット効果が激減するケースもあります。 通い放題パーソナルジムに通う人の中には、「たくさん行かなきゃ元が取れない」という思考にとらわれるあまり、無理なスケジュールを組んでしまう人が少なくありません。
この「元を取る」思考は、一見するとモチベーションを高める要素にもなりますが、過度になると逆にダイエットやボディメイクの効果を大きく損なう結果を招きます。 人間の身体は、トレーニングによる刺激を受けた後、休息と回復の時間を経て成長や脂肪燃焼を進める仕組みになっています。特に筋トレでは、筋肉を一度損傷させたうえで、48〜72時間ほどかけて修復・強化される「超回復」というプロセスが重要です。
しかし、「毎日行かないと損」とばかりに無理に詰め込んだトレーニングスケジュールでは、この回復の時間が十分に取れず、常に疲労が蓄積された状態に陥ります。 疲労が抜けない状態では、パーソナルトレーニング中の集中力が下がり、フォームが崩れやすくなります。さらに、慢性的な疲労はホルモンバランスを乱し、コルチゾール(ストレスホルモン)の分泌を増やす原因にもなります。コルチゾールが過剰に分泌されると、脂肪が落ちにくくなるだけでなく、筋肉も分解されやすくなり、せっかくの努力が逆効果となってしまうのです。 また、疲労による睡眠の質の低下や、体力の消耗による食欲の暴走も見逃せません。「疲れているから甘いものを食べたくなる」「トレーニングしたから食べていいよね」といった思考が働きやすくなり、結果的にカロリー収支がマイナスにならず、体重が減らないという悪循環に陥ることになります。
6. 成果が見えづらいと“自己効力感”が下がる
頻繁に通っても体重や見た目が変わらないと、「自分には無理だ」と感じやすくなり、モチベーションが低下し、結果、ダイエットができないケースもあります。
7. パーソナルトレーナー任せで“自律的行動”が育たない
通い放題パーソナルジムで、尚且つ、パーソナルトレーナーが常に指導してくれることに安心し、自己管理(食事、睡眠、生活習慣)を自分で改善する意識が薄れてしまいます。「これだけ頑張っているのに変わらない=自分には無理なんだ」と感じやすくなります。このような心理状態は、ダイエットへのモチベーションを大きく低下させ、やがて、通い放題パーソナルジム通いそのものをやめてしまう原因にもなります。
人は努力に対して明確な成果が見えないと、「報われていない」と感じ、モチベーションが持続しにくくなります。特にダイエットでは、数週間で劇的な変化を期待してしまいがちですが、実際には体質や生活習慣によってダイエット結果が出るスピードには個人差があります。そのギャップが「こんなにやっても無理なら、やっても意味がない」という無力感を生み出してしまいます。
また、体重や見た目の変化は最もわかりやすい成果指標ですが、それだけにとらわれすぎると、身体の中で起きているポジティブな変化を見落としがちになります。たとえば、筋肉量の増加によって代謝が上がっていたり、姿勢が良くなったり、睡眠の質が改善していたりと、数値に出にくい効果も多く存在します。これらの変化を自分で認識できていないと、「頑張っても変わっていない」と思い込み、継続の意欲が下がってしまいます。 このようなモチベーションの低下を防ぐためには、短期的な数値よりも、「行動の継続」や「体の内側の変化」に目を向けることが重要です。いくら、通い放題だからと行って、最初から“結果はすぐには出ない”という現実的な見通しを持って取り組むことも、自分を追い詰めないために効果的でしょう。
8. 予約や混雑のストレスで習慣化しづらい
人気の時間帯が予約で埋まりやすく、思い通りに通えずストレスがたまり、ダイエットする継続が困難になり、結果的に痩せなかったと言うケースも多々あります。
①通い放題の“理想”と“現実”のギャップ
「通い放題」と聞くと、利用者は“いつでも好きなときに通える”“毎日でもパーソナルトレーニングできる”といった理想を描きます。しかし、実際の運営側からすれば、全員が毎日通うことは物理的に不可能です。そのため、予約枠には当然限りがあり、利用者が増えれば増えるほど、希望通りの時間に予約を取ることが難しくなります。 特に、仕事終わりの18時〜21時の時間帯や、土日の日中などは予約が集中するため、直前の予約が困難になるケースが多発します。これにより、利用者は「通いたいのに通えない」「せっかくの通い放題なのに予約が取れない」という不満を抱え、ストレスを感じ始めます。
②予約ストレスがモチベーションを削る
通いたいときに予約が取れないことが続くと、次第に「パーソナルジムに行こう」という気持ち自体が弱まり、「どうせ予約取れないし」と諦める気持ちが強くなります。この段階になると、ジムへの優先度は低下し、別の予定を優先するようになります。そして、「せっかく入会したのに通えていない」という罪悪感が生まれ、ダイエット自体に対する意欲も下がっていきます。 このような心理状態は、いわゆる「決意疲れ」や「選択疲れ」とも関連しています。何度もスケジュールと予約状況を見比べて調整しようとする行為は、意外にもエネルギーを使います。これが積み重なることで、ダイエットに必要な集中力や気力が奪われていくのです。
③混雑によるプレッシャーとパーソナルトレーニングの質の低下
通い放題型のパーソナルジムは、忙しすぎて、1人のパーソナルトレーナーが一人で複数の人のセッションをしなければならないこともあります。いわゆるセミパーソナルです。また、時間に追われたパーソナルトレーナーは、利用者一人ひとりに対するサポートの質が低下してしまう可能性があり、それが利用者にとっては「雑に扱われている」「質問しづらい」といったネガティブな印象につながります。 また、パーソナルジム内が混雑していると、落ち着いてトレーニングできない、使いたい器具が空かない、周囲の目が気になって集中できないといった不快感が生じます。これが積み重なると、「行ってもストレスがたまるだけ」という印象が形成され、次第に通う回数が減り、ダイエットから離れていくことになります。
④通うこと自体が負担になる悪循環
通い放題だからといって「もっと行かなきゃ」というプレッシャーがかかる一方で、予約や混雑の問題で実際には満足に通えない。そのギャップがストレスとなり、「自分は意思が弱い」「続けられない性格なんだ」と自己否定に陥る人もいます。 この自己否定は、行動意欲を大きく削ぐ原因となります。自信を失い、食事管理や運動といった本来ダイエットに必要な日常的な習慣改善にも影響を及ぼします。すると、ますます結果が出ず、「どうせ何をしても無駄」と感じるようになり、ダイエットそのものを放棄してしまう人も出てくるのです。
「通い放題=たくさん行けば成果が出る」という思い込みをまず手放すことが重要です。ジムの利用頻度は、あくまで自分の生活リズムやストレスの許容範囲に合ったペースで決めるべきです。また、混雑や予約のストレスが気になる人には、通い放題よりも“週1〜2回の高密度なトレーニング”に絞ったプランの方が、結果的に満足度が高く、継続しやすいという場合もあります。
9. パーソナルジムに通っていることが“免罪符”になる
「こんなにお金を払って通っているのだから、多少食べてもいい」と自分に甘くなり、食生活が乱れ、結果、ダイエット成果が出ないこともあります。
10. 「通えば痩せる」という誤った期待
ジムに通うだけで自動的に痩せると勘違いし、ダイエットしている意識が希薄になり、結果が遠のきやすいのも通い放題パーソナルジムの落とし穴です。
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ボディメイク=ファッション

ファッション目線でダイエットボディメイクしませんか?服に選ばれるのでなく、どんな服でも着こなせる、思い通り自在にファッションを楽しめる、服を選べる体型に!
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ShapesGirlのパーソナルトレーニングは、従来のダイエットやコンテスト系のボディメイクにはない、ファッション現場からフィードバックされた、ファッション目線での体型に仕上がります。
ShapesGirl
パーソナルジム運営責任者
青山学院大学卒業、学生時代からエアロビクスインストラクターとフィットネストレーナーの仕事をスタート、アメリカ在住から日本へ帰国された方から個人指導の依頼をされたことをきっかけに、パーソナルトレーナーを本格的に開始。2003年OZEKIパーソナルトレーナー養成スクール(現OZEKIボディメイクアカデミー)開設、2005年Shapes(現ShapesGirl)を東京渋谷に開設。2007年東京大学入学、2008年北京大学で招待発表、2025年現在に至る。
パーソナルトレーニング指導30年
青山学院大学在学中の1988年から指導をスタート。指導歴30年20000人超指導。CHANEL、DIOR、VUITTONのファッションモデル、女優、役者、アイドル、女子アナ、ミスワールド日本代表モデル、プロサーファー、新体操選手などのスポーツ選手、芸能人では、クワバタ、アイドリング、ザ・たっち、キャンプ、芋洗坂係長、山田花子、カイヤ、武田真治、東貴博、ジェネレーション、五十嵐隼士など、パーソナルトレーニング指導。
パーソナルトレーナーがまだ日本に10人もいない1990年代当時日本唯一のボディメイク&ダイエット専門パーソナルトレーナーとして、ファッションとしてのボディメイクトレーニングでパーソナルトレーニング指導し、タレント事務所やモデル事務所のモデル体型ボディメイクのサポート。
書籍
腹凹は太もも運動でつくれる 1日3分週3日でOK!(SBクリエイティブ)、5秒姿勢矯正ダイエット(マガジンハウス)、10秒乗るだけダイエット “モデル筋"が目覚めれば体は変わる! (祥伝社)、 体脂肪を落とす×ためないスピードトレーニング(西東社)、きほんのダイエット(池田書店)、体脂肪を落とすトレーニングプログラム(西東社)、一日5分で変わる体脂肪筋力トレーニング(西東社)、最有效的痩身法(台湾香港版)、理想のカラダをつくる筋力トレーニング(西東社)、おなか周りスッキリ腹凹トレ(池田書店)、中国台湾でも翻訳出版。
テレビ出演

それって!?実際どうなの課(中京テレビ)、覆面密着バラエティー 実は私こういう者でして(日本テレビ)、なないろ日和(テレビ東京)、林先生が驚く初耳学!(TBS)、てれビタ(KKT)、旬感! Qアプリ(QAB琉球朝日放送)、潜入!ウワサの大家族(フジテレビ)、くまパワ(熊本朝日放送)、ひーぷー☆ホップ(沖縄テレビ放送)、さらば!あいまいな日本語よもや語大辞典(フジテレビ)、写ねーる(NHK-BSプレミアム)、ドリームプレス社(TBS)、ミラクルシェイプ(日本テレビ)、教えてからだにミカタ(BS-i)、ゴールドハウス無人島ダイエット(フジテレビ)、スッキリ!(日本テレビ)、学校へ行こう(TBS)、ぴーかんバディ(TBS)など。
女性専用パーソナルトレーニングジム ShapesGirl





